オーガニックコスメの世界基準

ネイトゥルー

 

 

 

ネイトゥルーは、2009年に作られたドイツの新しいオーガニックコスメ認証機関であり、オーガニック認証というものが商業的なものになってしまっていたり、認証機関が乱立していることによってその信憑性が欠けていたりすることに疑念を持ったメーカーで設立された非営利団体です。

 

 

その参加企業は、ロゴナ、ラヴェーラ、ヴェレダ、サンタベルデ、ドクターハウシュカ、プリマペーラの6社です。製品の安全性をより分かりやすくするために、オーガニック栽培で作られた原料の配合率によって、「自然化粧品」「オーガニック原料を含む自然化粧品」「オーガニック化粧品」の3つのレベルに分けるという認証方法を採用しており、それらは星の数で表されることになります。

 

 

ネイトゥルーのオーガニック認定基準には、合成香料および合成色素が配合されていないことや、石油系原料が含まれていないこと、シリコンオイルやその誘導体が含まれていないこと、遺伝子組み換え植物あるいは有機体からの原料が含まれていないことなどがあります。

 

 

これらの認証基準をクリアーした上で、原料として使用されているオーガニック植物のパーセンテージによって星の数が決まることになります。オーガニック栽培70%未満の場合は星1つで自然化粧品として認証され、オーガニック栽培70%以上95%未満では、星2つでオーガニック原料を含む自然化粧品として認証されます。そして、オーガニック栽培95%以上で星3つとなり、オーガニック化粧品であると認定されます。